メカニックの寝室



失礼しまーす…。まあ誰もいないのわかってるから来たんだけど、へへ。

へえ、ここがお父さんの部屋なんだあ。結構綺麗にしてるんだ、もっといろいろ散らかってると思ってたよー。っていうか、やっぱりお父さんってすごいんだあ、ここに部屋持ってるんだもんねえ。ま、私も持ってるけどね、なかなか部屋から出してくんないけど。まさに箱入り娘ってやつじゃない?えへへ。


いろいろあるなあ、とりあえずまずはベッドの下を…あは、さすがに何もないのね。おもしろくないなあ。あ、いいなあ、ベッドふかふかじゃん、私もこんなのがいいなあー。今度お願いしてみようかな、へへ。


パソコンもあるんだやっぱり。え、パスワード掛けてないのー?危なくない?まあいいや、いろいろ見ちゃお。まずはー、やっぱり画像フォルダチェックだよね、へへ。ふんふん。へえー。うわー。…これ以上は見ないであげようかな、なんかかわいそうになってきちゃった。後はそうだなあ、うーん…なんかあんまり面白くないや。やっぱり仕事のが多いのね、ちゃんと真面目にやってるじゃん。


本棚は…っと、えー、お父さん携帯小説読んでるのー?!なんか意外だなー。あたし びっくり した みたいな?あはは、そうなんだー。へえ、そうなのかー。しかもなんかいっぱいあるじゃん、隠れファンってやつ?うん、ちょっと恥ずかしいかもねー、へへ。でもちゃんとしたのもいっぱいあるね、本好きなんだ。ひとつ発見。


机の上はー、なんだろうこれ、ノートかな?あー日記なの?なんか乙女チックだね、お父さん。ちょっと読んじゃお。…へえ、ここに来たときからずっと書いてるんだ、へえ。ふーん…はあ、最初ってそんな感じだったんだー、知らなかった。そういうの、お父さん教えてくれないんだもんなー。へへ、うれしいなー。


あ…ええー?もうそんな時間なのー?まだ30分も経ってないんじゃない?えー、そりゃあなかなか出してくれないよねー。もっと容量上げてもらえるように今度お父さんに言わなきゃ。私だって外出たいよー…。あでもでも、そうなったらお父さんといられなくなるのかな…それも…ちょっといや…だねー…もうちょ…っと、我慢し…てようか…なー。へへ…。


Shutdown.