それぞれの「初音ミク」のイメージに思うこと


ある人はそのビジュアルが好きだと言うし、またある人はその声が好きだと言う、はたまたただのプログラムだと言う人もいるし、年頃の女の子として見ている人もいる。


先週土曜日に大阪で、VOCALOIDでいろいろやってる人のライブがあるらしいよってことで、twitter経由とかで知ってる人もいっぱい来るらしかったんで行って来ました。言ってしまうと、若干P好きな人たちが大量に大阪になだれ込んでくるらしかったので、わたしはどっちかというと、その中心にいる人よりもその周りにいる人の方が気になったりするタイプなのでこれはいいやと思って勢いだけで行って来ました。

ライブ自体は、わたしは耳をこじらせていますので爆音に耐えられずあまり聴けていないのですがそれ以外のところで、他にも来てる知らない人と(なんかすごい知り合いの多そうな人だった)一緒に「今日人多いですねー」「ねー」とか言いながら名刺交換したり、若干P好きな人たちとわやわや言って楽しく過ごしてました。

その中で、これだけいろいろな人が集まっているけど一人一人に聞いていったら全然違う答えが返ってくるんだろうなーとか当たり前のことを質問したくなっていました。それは、

あなたにとって「初音ミク*1ってどういうものですか?

ということです。こういう事ってなかなか周りに話の合う人がいないと聞けないことだったので聞いてみたかったんですけど、雰囲気壊しちゃいそうだったので結局聞けずじまいなので今ここに書いていたりします。


それまでにも実は「そういう話したいですね」って言ってたりしたんですけど、なかなか機会みたいなものが持てずにいたので今となっては惜しいことをしたなー、とか思っていますが、とりあえず自分の中で考えるだけ考えてみようと思ってみたりした末のこのエントリのようです。


わたしにとっての「初音ミク」の存在


私が初音ミクを知ったのが、確か昨年のこの時期くらいだったかなと思います。なんとなく名前だけ聞いたことがあって、『歌うプログラムがある』という感じでしかつかんでいなかったわけです。というのも、当時まだPCを持っていなかったわけで、このブログも携帯で更新している状態だったので、ちゃんと初音ミクについて名前以外を知るのはそこから3ヶ月後くらいだったと思います。

昨年の年末か今年の初めくらいでした、PCが手に入って使い出して、ニコニコ動画を見ようと思ったらなんか会員登録とか面倒だなとか思っていましたが、とりあえず見れるようになりました。ニコニコ動画についてもそんなに知らなかったので、スタートが結構自分でもあいまいでした。はじめてのPCなのでそういうものだと思いますけど。その時には一応、初音ミクの姿形は見ていました。かわいいなおいとか思ってました。それはおいといて。

右も左もわからないニコニコ動画。とりあえずなんか見てみようと思って、好きだし[音楽]のところをクリック。バッと開く。[ランキング]っていうのがあるのか。1位ってすごいんだろうなあ、じゃあこれでいいか。クリック。ババッっと開く。わたしはこの時に受けた衝撃を忘れません。そのとき見たのがこれです。


D*2


まず鏡音リンってなんだよ、とか思ってたりしていましたが、そんなことは関係ないくらいにビックリしてしまいました。すごい!

それからいろいろ聴くようになって、おもしろいなあーというのと同時に、いろいろ思うことも出てきていました。

わたしの中にある「初音ミク」ってどういうものなんだろうなー、と。

知ったきっかけもあいまい、聴いているのもだいたい、絵もたまに見るくらい、わたしにとってはそんな感じだったものを、ネット上ではいろいろな言葉で語られている。ここまでいろいろな意見が出るものは他にはないだろうな、と今でも思っています。

わたしは知るのが遅かった分、もう十分にネット上、そして現実にも「初音ミク」はありふれていて、もちろんわたしがそれを知ろうと思ったからありふれていると感じるだけで、実際はそんなこともないのかも知れませんが。そんなことはどうでもよくて、とにかくわたしが見るいろいろなものの先々に、「初音ミク」の声や絵、語られる言葉があったわけです。それはまさに十人十色だし、どれもすごく個性的でした。

だから、わたしにとっての「初音ミク」のイメージは、『たくさんの個性の集合体』なんです。安定した何かを持たない、虹のような存在。根本もなにもかも、あったとしてもそれがさして重要じゃないような気がするんです。それがわたしにとっての「初音ミク」に対するイメージです。


違うからこそ面白い


ある人はそのビジュアルが好きだと言うし、またある人はその声が好きだと言う、はたまたただのプログラムだと言う人もいるし、年頃の女の子として見ている人もいる。

冒頭にそう書きましたが、それがいいところだと思うんです。「これはこうだからこうだ」みたいな事がよく言い争われていたりする中で、こうやって違う解釈でもそれが全部共存しあえるものっていうのはとっても少ないと思うんです。そんな難しいことを、こうやって繋げている「初音ミク」は、今ですらこんなに広く行き渡っているのに、これからもどんどん広がっていくんじゃないかと思います。まだこれからも面白くなっていくと思うだけで、わくわくが止まりません。

『みなさんにとって「初音ミク」はどういうものですか?』



かしこ

*1VOCALOID全体でもいいんですけど代表的な例を挙げてみました。

*2:これはその時のものではないですが同じものです。ゴタゴタがあったらしく元のは作った方が消されたそうです。