ハックルさんがやりたかったのははてなを巻き込んだ壮大な実験だった


わたしが自分ではてなのブログを始める前に読んでいたはてなダイアリーが結構あるんですけど、たとえばぐりさんのAttribute=51だったり、ありむらさんの当時E.L.H. Electric Lover Hinagikuだったり、へぼめがねさんのヘボメガネ一進一退だったりしたんですけど、ジャンルは違っても読み物としてすごく興味深いもので、そういうつながりで、id:aurelianoさん、ハックルベリーさんの文章もとても興味深く、エンターテインメントとしてとても楽しく読んでいたりしました。


そして最近でもないですが、ハックルさんが実名を公開して新たなスタートを切っていたりしていて、さらに色々な形のエンターテインメントをわたしたちに見せてくれている訳ですが、そんな中で今までなんとなくハックルさんについてつかめなかったものがやっと見えました。それがこのエントリでした。


ハックルベリーに会いに行く


この記事自体は、ハックルさんが前日に書いたエントリを、こちらも有名な消毒しましょ!の中の人が批判したのを受けて書いたもの。簡単に言ってしまえばそれだけの何のこともない、いつものよくあるはてな村*1の日常の1ページなんですが、このエントリでわたしが何故ハックルさんのエントリを読んで「興味深い」と思ったのかがわかった気がしました。


「実験を公開する」というエンターテインメント


ぼくが、あのエントリーで実現しようとした真の狙い。

それは、「アフィリエイト」である。端的に言うと「お金」だ。ぼくは、アフィリエイトによって得られるお金への欲求から、あのエントリーを書いたのである。

(上記記事より引用)


前日にハックルさんが書かれたエントリ、ハックルベリーに会いに行くについての言葉。いたって普通ですね。これだけ見たって何のこともない、ただの人間の欲求が出ただけの、ブログに書くにはいささか適切でないような言葉でもあるような気がします。しかし、これまでのハックルさんの記事を読んでいくと、もうただの言葉ではなくなってしまいます。

そう感じるのは、ハックルさんはこれまでにも、ブログ上でたくさんの実験を行ってきているからだと思います。


ブログを書き始めたぼくは、一人でも多くの人に読んでもらうことを目標にしていました。それは、Webの世界で人気を獲得したり、多くのアクセスを集めるためにはどうすればいいか、さまざまなことを実験して、データを蓄積するためでした。それこそが、ぼくが一番やりたいことだったのです。

ハックルベリーに会いに行くより引用


この言葉の通り、ハックルさんは非常に多くのブックマーク、ならびにアクセス等を得ることになるのですが、それぞれエントリの内容はひとつの分野に限らず多岐にわたっていて、それぞれがとても興味深く、「読ませる」エントリになっています。こうして積み上げてきたものをすべて実験とするなら、今回のアフェリエイトも、一連の流れを汲んだ実験の一部なんじゃないんだろうか?と思いました。


「ハックルさんだから」出来ること


そして、これを出来る人というのは、非常に限られているように感じます。それはわたしにアフェリエイトについての知識がほとんどないせいもあるかもしれませんが、一定量のアクセスがあり、かつ売れやすいような傾向を掴んで、さらに文章によって購買意欲を起こさせる必要がある以上、それをすべて含んで、しかも実験的に出来るのはハックルさんならではなんじゃないかな、と思います。


まとめ


ということで、ハックルさんはハックルさんにしか出来ない独自の方向性でのエンターテインメントをわたしたちに見せてくれていて、それがとても興味深いんだ、ということに気づきました。誰もがすることが出来ないという点で、たとえばプロ野球だったりJリーグだったり、そういったものを見ているような感じなんだと思います。もちろん、インターネットの特性上、より距離が近くてなかなかそのことに気がつかなかったのですが、今回の一連の流れは、わたしに思わぬ発見を与えてくれました。これからもハックルさんの壮大な実験を見ていきたいですね。



かしこ

*1:わたし自身ははてな村って言葉はあまり好かないんですが、こう書くのが一番適切でわかりやすいような気がします。